Codespaces 利用手順¶
ローカル PC へのインストールが講義時間内に間に合わない場合は,GitHub Codespaces を使ってブラウザ上の VS Code で Lean プロジェクトを動かします.
この方法では,あらかじめ lake exe cache get 済みの Mathlib プロジェクトをテンプレートから各自の GitHub アカウントへコピーして使います.ローカル PC の Lean / VS Code インストール状態には依存しません.
GitHub アカウントが必要です
Codespaces を使うには GitHub アカウントへのログインが必要です.GitHub アカウントを持っていない場合は,先にアカウントを作成してください.アカウントを作れない場合は,講師に相談してください.
1. テンプレートを自分のリポジトリにコピーする¶
ブラウザで次のテンプレート・リポジトリを開きます.
- https://github.com/shosonoda/lean-math-note-template
- (予備) https://github.com/yuta0x89/lean-course-template
GitHub にログインした状態で,次を実行します.
Use this templateを押す.Create a new repositoryを選ぶ.Ownerが自分の GitHub アカウントになっていることを確認する.Repository nameに分かりやすい名前を付ける.例:lean-course-template-mycopy- 公開範囲は,迷ったら
Privateを選ぶ. Create repositoryを押す.
コピー後に開いているページの URL が,自分のアカウント名を含む形になっていれば OK です.
https://github.com/YOUR-GITHUB-USER/lean-course-template-mycopy
テンプレートから作る理由
テンプレートから作ると,自分用の独立したリポジトリとして始められます.講義中にファイルを編集しても,元のテンプレート・リポジトリには影響しません.
2. Codespaces を起動する¶
自分のコピー先リポジトリのページで,次を実行します.
- 緑色の
Codeボタンを押す. Codespacesタブを開く.Create codespace on mainを押す.- ブラウザ上で VS Code 風の画面が開くまで待つ.
初回起動には数分かかることがあります.ターミナルが開き,ファイル一覧が見えるまで待ってください.
3. Lean プロジェクトとして動くことを確認する¶
Codespaces のターミナルで,プロジェクトルートにいることを確認します.
ls
cat lean-toolchain
lean-toolchain, lakefile.toml, lake-manifest.json が見えていれば,講義用プロジェクトとして開けています.
このテンプレートは lake exe cache get 済みの状態を想定しています.まずは次を実行します.
lake build
成功すれば,講義中の Lean コードは Codespaces 上で編集・実行できます.
もし講師からキャッシュの再取得を指示された場合だけ,次を実行してください.
lake exe cache get
lake build
4. VS Code 上で Lean を確認する¶
Codespaces のファイル一覧から .lean ファイルを開くか,Test.lean を作って次を書きます.
import Mathlib
#eval 1 + 1
example : 1 + 1 = 2 := by
norm_num
期待される状態:
import Mathlibに赤い波線が出ない.#eval 1 + 1の結果が見える.exampleにエラーが出ない.
Lean 4 拡張機能が有効になっていない場合は,左側の Extensions で lean4 を検索し,発行者が leanprover の Lean 4 拡張機能をインストールしてください.
5. Markdown プレビューを確認する¶
README.md を開き,次のどちらかでプレビューを表示します.
- Windows/Linux:
Ctrl+Shift+V - macOS:
Cmd+Shift+V - コマンドパレット:
Markdown: Open Preview to the Side
6. 作業を保存する¶
Codespaces 内で作った変更は,Codespaces の中に保存されます.長期的に残すには,自分の GitHub リポジトリへ commit / push します.
画面左の Source Control で:
- 変更ファイルを stage する.
- commit message を書く.
Commitを押す.Sync ChangesまたはPushを押す.
講義中に保存が必要か分からない場合は,講師に確認してください.
7. 講義後に Codespaces を止める¶
使い終わったら,GitHub の Codespaces 一覧を開きます.
対象の codespace の ... メニューから Stop codespace を選びます.もう不要なら Delete して構いません.
利用枠に注意
Codespaces の利用条件や無料枠は GitHub 側で変わることがあります.講義後に使わない codespace は止めるか削除してください.
8. うまくいかない場合¶
Create codespace が見つからない¶
GitHub にログインしているか確認してください.組織アカウントや教育機関の設定によって Codespaces が制限されている場合は,講師に相談してください.
lake build が Mathlib を長時間ビルドし始める¶
テンプレートのコピー先が正しいか確認してください.それでも長時間ビルドになる場合は,いったん止めて講師に画面を見せてください.
Lean Infoview が出ない¶
.lean ファイルを開き直し,コマンドパレットから Lean 4: Restart File を実行してください.それでも動かない場合は,Codespaces のウィンドウを再読み込みします.
9. 参考リンク¶
- GitHub Docs: Creating a repository from a template
- GitHub Docs: Quickstart for GitHub Codespaces