Lean 4 環境構築ガイド¶
「数学系エンドユーザーのための Lean 入門」講義の事前準備用ガイドです.
- 講義概要: https://www.math.kyoto-u.ac.jp/ja/event/seminar/6028
- 講義資料:
- 担当: 園田翔(理化学研究所 / サイバーエージェント)
- 更新日: 2026年6月22日
概要¶
- 公式のLeanインストール手順に沿って環境構築をします
- GitHub アカウントはなくても動かせます.ただし,
- バックアップ環境(Codespaces)を利用する際に必要となります
- アカウント作成・設定には時間がかかりますので,なるべく事前に準備しておいてください
- ローカル環境が構築できなかった場合のバックアップは2通りあります
- Codespaces 利用手順 を使う(要GitHubアカウント)
- LeanPlayground を使う(小規模ならこれでも十分)
- Lean はバージョン指定が違うと動きません
- 講義では安定版(
stable)を使いますleanprover/lean4:v4.30.0 - 最新版(
latest,nightly)ではないので,不用意にupdateしないでください
- 講義では安定版(
- Mathlib のビルドには時間がかかるので,ビルド済みのキャッシュを取得します
lake exe cache get --- まずキャッシュ取得 lake build --- そのあとビルド
目標¶
各自の PC で次ができる状態を目指します
- 講義資料の GitHub リポジトリ をローカルに clone できる
git clone https://github.com/shosonoda/lean-math-note.git - VS Code と Lean 4 拡張機能がインストールされている
- Lean のバージョンマネージャ
elanがlean-toolchainで指定された Lean バージョンを選べるcd lean-math-note elan show - Mathlib 付き Lean プロジェクトを build できる
lake exe cache get lake build - VS Code で
.leanファイルを開くと Lean Infoview が動く. - (オプション)VS Code で Markdown のプレビューを表示できる.
利用例¶
- VS Code + Markdown Preview + Lean InfoView

- Chrome 分割ビュー + 講義資料(印刷用ページ) + Lean Playground

手順¶
- 公式のLeanインストール手順に沿って環境構築を試みてください
- 確認チェックリスト で足りないものを確認してください
- 足りないものがあるとき
- 作業マニュアル に沿ってインストールしてください
- うまく動かないとき
- エラーメッセージをよく読んで リカバリー手順書 を見てください
- ローカルの環境構築をしない場合
- Codespaces 利用手順 を使って,ブラウザ上の VS Code で Mathlib 付き Lean プロジェクトを動かせます
- LeanPlayground にコードをコピペして動作確認することもできます
想定環境¶
- OS
- macOS
- Windows 10/11
- VS Code
- Lean 4
- Mathlib
- Git / GitHub CLI
GitHub アカウントについて
公開リポジトリを HTTPS で clone してローカルで実行するだけなら,GitHub アカウントは不要です.GitHub CLI のログイン,Codespaces,自分のリポジトリへの保存には GitHub アカウントが必要です.
作業フォルダ名の注意
Windows では,作業フォルダ名に日本語・空白・特殊記号を入れない方が安全です.例: C:\Users\ユーザー名\LeanProjects よりも,可能なら C:\LeanProjects のようにします.
参考リンク¶
- Lean 公式: https://lean-lang.org/
- 数学系のためのLean勉強会
- Leanのインストール方法 by aconite
- Lean-by-Example