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長めの例: 閉区間上の Rolle の定理を使う

次の例は,Rolle の定理を直接使う演習です. 関数 f が閉区間 [a, b] で連続で,端点で同じ値を取るなら, 開区間 (a, b) のどこかで導関数が 0 になります.

この statement はこの章の前半にも出しましたが,ここでは「学部解析の定理をそのまま Lean の命題として読む」ことに注目します.

section RolleExample

open Set

example {f :   } {a b : }
    (hab : a < b)
    (hcont : ContinuousOn f (Icc a b))
    (hend : f a = f b) :
     c  Ioo a b, deriv f c = 0 := by
  exact exists_deriv_eq_zero hab hcont hend

end RolleExample

この定理を使うには,ContinuousOn f (Icc a b) が必要です. 微分可能性の仮定が statement に現れていないように見えますが, Mathlib のこの定理は,一般の Rolle の定理のうち,導関数が定義上 0 になる点を含む形になっています. より強い形や平均値の定理を使うときは,DifferentiableOn ℝ f (Ioo a b) が明示的に必要になります.